「この日程は今日埋まるかもしれません」ブライダルフェア特有の煽り営業に焦らない方法
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ブライダルフェアの終盤、見積書をもらって「少し考えさせてください」と伝えた時。 プランナーさんは手元のタブレット(予約カレンダー)を見つめながら、少し困った顔でこう言います。
「もちろんお持ち帰りいただいて結構です。ただ、お二人が希望されている秋の『大安』の土曜日は、もうこの日しか空いていないんです。先ほど見学されていた別のカップルも同じ日程を検討されていたので、もし今日契約を見送られると、明日には埋まってしまう可能性が高いです」
この言葉を聞いた瞬間、妻の顔が青ざめ、「どうしよう、ここ逃したら来年になっちゃうかも…!」と焦り始めます。
男の皆さん、ここで絶対に流されてはいけません。
「日程が埋まる」は事実でもあるが、焦って決める理由にはならない
プランナーのこの言葉は、完全に嘘というわけではありません。 気候の良い「秋(9月〜11月)」や「春(3月〜5月)」の土曜・大安は、結婚式業界の超ハイシーズンであり、1年以上前から予約で埋まっていくのは事実です。
しかし、それを理由に数百万円の契約を「その場の数分」で即決するのは異常です。
家や車を買う時に、「明日には売れちゃうかもしれないから、今すぐハンコを押してくれ」と言われて買いますか? 買いませんよね。結婚式も同じです。
男の防衛策:「埋まったらご縁がなかったということ」
このような「日程の空きを人質に取った営業」に対抗するためには、ブライダルフェアへ行く前に、家の中で妻とある一つの約束をしておく必要があります。
それは、「もし一度家に持ち帰ったことで希望の日程が埋まってしまったら、それは『その式場とはご縁がなかった』とキッパリ諦めて、次の式場を探そう」という合意です。
このルールを夫婦間で事前に握っておくだけで、現場でのプランナーの煽り営業に対し、「もし埋まってしまったらご縁がなかったと諦めるので大丈夫です」と、非常に冷静かつ強力なカウンターを返すことができます。
裏ワザ:「仮予約」の制度が使えないか交渉する
どうしてもその式場が気に入っていて、でも今日すぐには決められない場合。 式場によっては「仮予約(無料キャンセル期間)」という制度が存在します。
「今日ここでお金(前金)を払って本契約することはできませんが、1週間だけこの日程を無料で『仮押さえ』することはできませんか? 1週間後に必ずお返事します」と交渉してみてください。
建前上は「仮予約はやっていません」と言っている式場でも、どうしても契約を取りたい場合は、上司の決裁で数日間だけ待ってくれるケースがあります。
日程の空きに焦らされてハンコを押した契約は、後から必ず「もっと他も見ておけばよかった」という強烈な後悔を生みます。一生に一度の決断は、必ず一度家に持ち帰ってから行いましょう。