ゲストの満足度を下げずに数万円削る。バレない「料理・ドリンク」の節約術
「料理のランクを下げるとケチったと思われる」という呪縛
結婚式の見積もり打ち合わせにおいて、最も頭を悩ませるのが「料理とドリンクのコース選び」です。
プランナーさんは悪魔の囁きをしてきます。 「ゲストの皆様が一番楽しみにしているのはお料理です。ここを節約すると、『ケチったな』とすぐにバレてしまいますよ」
この一言で、私たちは恐怖に陥ります。 上司や親族も来るのに、貧相なメシを出して恥をかくわけにはいかない……。結果として、一人あたり2万円近い最高ランクのコースを選び、予算を大きくオーバーしてしまうのです。
しかし、冷静になってください。 私は結婚式後に様々な友人の式に参列して確信しましたが、「メインの肉料理」さえしっかりしていれば、他の部分を削ってもゲストには絶対にバレません。
ゲストの満足度をキープしたまま、総額で数万円〜十数万円を削る「バレない節約術」を紹介します。
メインの肉料理さえ死守すれば、他の項目は削っても絶対にバレない
結婚式のコース料理において、ゲストの記憶に残るのは「美味しいお肉が出たか」と「お腹いっぱいになったか」の2点だけです。 前菜のカニがエビに変わろうが、スープがコンソメだろうがポタージュだろうが、誰も気にしていません。
1. 乾杯酒をシャンパンからスパークリングワインに変更する
これが最も簡単でバレない節約です。 「乾杯は本場フランスのシャンパンで」と勧められますが、グラスに注がれた発泡酒を飲んで「あ、これシャンパンじゃなくてスパークリングワイン(カヴァやスプマンテ)だ」と気づくゲストは、よほどのワイン通だけです。 これで一人あたり1,000円〜1,500円削れます。80人なら約10万円の節約です。
2. デザートビュッフェを削り、コースのデザートを少し豪華にする
「女性ゲストが喜ぶから」と勧められるデザートビュッフェ(一人あたり+1,500円程度)。 確かに見た目は華やかですが、コース料理でお腹いっぱいになった後では、多くのゲストは全種類食べきれませんし、男性ゲストに至っては席から動かない人も多いです。 ビュッフェを思い切ってカットし、その分、コースの最後に提供されるデザートプレートを数百円だけランクアップして華やかにする方が、コスパよく満足度を高められます。
3. ドリンクメニューの「種類」を絞る
ドリンクの飲み放題コースも、「カクテル30種類!」といった最上位ランクにする必要はありません。 ビール、赤白ワイン、ウイスキー、焼酎、基本的なソフトドリンクがあれば、ゲストの9割は満足します。女性向けには、カシスやピーチなどの基本リキュールを数種類だけ用意しておけば十分です。無駄に種類が多いコースを選んでも、誰も飲まない謎のカクテルにお金を払っているだけになります。
見栄を張る部分と削る部分のメリハリが、ゲスト満足度と節約の両立を生む
もちろん、すべてを最下位ランクにして「メインの肉が鶏胸肉のソテー」になってしまえば、さすがにゲストも「ん?」となります。
重要なのは、メリハリをつけることです。 肉料理は絶対に「牛フィレ」を死守する。その代わり、乾杯酒やビュッフェといった「雰囲気でごまかせる部分」は容赦無く削る。
「全部最高のものを」という見栄を捨てて論理的に取捨選択することが、家庭の財布を守りながらゲストを笑顔にする、男の腕の見せ所です。