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見積もり・費用交渉

「料理は最低ランク、動画は無し」結婚式の初期見積もりに隠された5つの罠

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「予算内に収まりました!」と喜ぶのはまだ早い

ブライダルフェアの終盤、営業担当のプランナーさんが笑顔で1枚の紙を持ってきます。 「お二人のご希望をお伺いして、お見積もりを作成しました。なんと、ご予算の300万円にぴったり収まっています!」

これを聞いて、「おっ、意外と安いじゃん。これなら大丈夫そうだな」と安心したあなた。 完全に罠にハマっています。

私(羽倉)も全く同じ反応をしてハンコを押しましたが、その「300万円」は、最終的に「500万円」に化けました。 なぜそんなことが起きるのか。それは、初期見積もりが「絶対にそのままでは結婚式が成立しない、スッカスカの最低ランク」で作られているからです。

初期見積もりは「誰も選ばない最低ランク」で作られた架空の数字である

式場側は、とにかく「契約」を取らなければ始まりません。そのため、初期見積もりは他社と比較されても負けないよう、限界まで削った「見せかけの数字」で作られます。

具体的に、初期見積もりのどこに罠が隠されているのか。絶対に後から跳ね上がる「5つの罠」を解説します。

罠1:料理とドリンク(最低ランクの恐怖)

初期見積もりの料理は、大抵「1万2000円〜1万5000円」の最低コースに設定されています。 しかし、いざ試食会に行くと、そのコースは「品数が少ない」「メインが鶏肉」「デザートが貧相」という有様で、とてもゲストに出せるレベルではありません。結局「1万8000円」のコースにランクアップすることになり、ゲスト80人ならそれだけで24万円のアップです。 ドリンクも同様で、初期設定ではカクテルが含まれておらず、女性ゲストのためにランクアップ必須なことが多いです。

罠2:衣装(ドレス・タキシード)

見積もりに書かれている「ウェディングドレス 20万円」という数字。 提携のドレスショップに行くとわかりますが、20万円のドレスはデザインが一昔前のもので、種類も極端に少ないです。妻が気に入るような今どきのドレスは「35万円〜」が相場。お色直しのカラードレスを含めれば、衣装代だけで30万〜40万円は簡単に跳ね上がります

3:記録関係(エンドロールや記録ビデオは一切なし)

結婚式の定番である「当日の撮って出しエンドロール」。実はこれ、初期見積もりには含まれていないことがほとんどです。 打ち合わせの終盤になって「エンドロールはどうされますか?(15万円)」「当日の記録用ビデオはどうされますか?(10万円)」と提案され、「一生に一度だから…」と追加していくと、あっという間に30万円近くが加算されます。

罠4:装花(テーブルがスカスカになる)

メインテーブル(高砂)とゲストテーブルの花代。初期見積もりの金額でお願いすると、驚くほどこぢんまりとした、寂しいお花になります。 華やかな見本写真と同じようなボリュームにするためには、初期見積もりから10万〜15万円の追加が必要です。

「先輩たちが実際に払った平均額の見積もり」を出し直してもらうのが鉄則

初期見積もりのまま契約すると、後から「これも足りない」「あれもランクアップしないと恥ずかしい」と、雪だるま式に費用が膨れ上がります。

これを防ぐための唯一の防衛策は、ハンコを押す前にこう言うことです。

「最低ランクではなく、去年ここで結婚式を挙げたカップルの『最終的な平均額』で出し直してください」

料理もドレスも真ん中のランクで、エンドロールも入れた現実的な見積もりを出させるのです。 その現実的な数字を見て、初めて「この式場が予算内かどうか」を判断してください。 初期見積もりの安さに、絶対に騙されてはいけません。

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