「高いコース料理、一口も食べられなかった…」結婚式当日の絶望と、新郎の空腹対策
「試食会で食べたあの牛フィレ肉、美味しかったなぁ。当日は絶対に完食してやるぞ!」
一人あたり2万円近くする豪華なコース料理。自分たちでお金を払っているのだから、当然自分たちも食べられると信じて疑わない新郎は多いです。
しかし、無情な現実をお伝えします。 結婚式当日、新郎新婦は料理をほとんど(あるいは一口も)食べる時間がありません。
私(羽倉)も、目の前に運ばれてくる極上のお肉を横目に、次から次へとやってくる友人と写真を撮り続け、気づけばお皿が下げられていくという地獄の拷問を味わいました。
なぜ新郎新婦は食事ができないのか?
「ちょっと待ってよ、少し食べる時間くらいあるでしょ?」と思うかもしれません。 しかし、披露宴の2時間半は、分刻みのスケジュールで埋め尽くされています。
- 入場〜乾杯の挨拶(食べられない)
- 乾杯直後、ゲストがカメラを持って高砂に殺到する(笑顔で対応、食べられない)
- 主賓のスピーチ(真剣に聞く、食べられない)
- お色直しのための中座(退室して着替える、食べられない)
- 再入場〜余興(手拍子して見る、食べられない)
- 新婦の手紙〜新郎謝辞(緊張して喉を通らない)
このように、フォークを持つ隙は物理的に1秒も存在しないのです。
絶望しないための「男の空腹対策」3選
空腹でフラフラになったり、食べられなかったことで式後に機嫌が悪くなるのを防ぐため、以下の対策を必ず実行してください。
1. 当日の朝食は「これでもか」というくらいガッツリ食べる
「タキシードがキツくなるから」と朝食を抜くのは自殺行為です。披露宴が終わる夕方まで、まともな食事は取れません。 当日の朝は、ホテルのビュッフェでご飯をおかわりするか、途中のコンビニで大きめのおにぎりを2〜3個買って、しっかりと胃袋を満たしておきましょう。
2. 控室に「ウィダーインゼリー」や「一口サイズのお菓子」を持ち込む
お色直しで控室に戻った時の15分間が、唯一の栄養補給チャンスです。 しかし、ここでガッツリしたお弁当は食べられません(妻のメイクが崩れるため)。 すぐに吸い込める「ウィダーインゼリー」や、一口でパクっといける「グミ」「チョコ」などを、こっそり持ち込みバッグに忍ばせておいてください。
3. 「披露宴後に控室で食べられるサービス」がないか確認する
式場によっては、新郎新婦が手を付けられなかった料理を、披露宴終了後に控室へ運んできて温め直してくれる(あるいは後日レストランの招待券をくれる)神サービスが存在します。 これは衛生上の問題でNGとしている式場も多いので、打ち合わせの段階でプランナーさんに「当日食べられなかった場合、後で控室でいただくことは可能ですか?」と必ず確認しておきましょう。
結婚式の料理は、あくまで「ゲストをもてなすためのもの」です。 自分たちはホスト(主催者)であり、食べられなくて当たり前。そう腹をくくっておくことが、当日のメンタルを安定させる一番の秘訣です。