結婚式の親族紹介、仕切るのは誰?当日の「親族対応」完全マニュアル
いよいよ結婚式当日。新郎はタキシードに着替え、あとは高砂(メインテーブル)に座って美味しいお酒を飲むだけ……と思っていませんか?
実は、結婚式当日の新郎には「極めて重要な裏ミッション」があります。 それが「両家の親族間のコミュニケーションの橋渡し(ハブ)」になることです。
親族にとっての結婚式は、単なるお祝いの場ではなく「今後一生続く、親同士の付き合いの始まり」の場です。ここでの新郎の気配りが、今後の親戚付き合いの難易度を劇的に下げてくれます。
挙式前の親族紹介室:誰が仕切るのかを決めておく
挙式が始まる前、両家の親族が一部屋に集まる「親族紹介」の時間があります。 この部屋の空気は、例えるなら「お見合いの最初の5分」のような、とてつもない緊張感と気まずさに包まれています。
ここでグダグダにならないよう、事前に自分の親と「親族紹介は誰が仕切るのか」を明確に決めておいてください。 一般的には「両家の父親がそれぞれの親族を紹介する」か「式場の司会者(スタッフ)に全て任せる」のどちらかです。 父親が仕切る場合、緊張で親戚の名前を忘れてしまうというハプニングが多発します。新郎は事前に「進行メモ(親戚の名前と間柄を書いたカンペ)」をこっそり父親に渡しておくのがデキる男の配慮です。
歓談中の「お酌回り」は新郎の腕の見せ所
披露宴の歓談中、新郎新婦はゲストから写真撮影を求められて身動きが取れません。 その間、あなたの両親は、ビール瓶を持って妻側の親族テーブルへ「ご挨拶(お酌)」に行かなければならないというプレッシャーと戦っています。
「どの人がお義父さんのご兄弟で、どの人が親しい叔父さんなのか分からない…」と、親は戸惑っています。
ここで新郎の出番です。 写真撮影の波が少し落ち着いたタイミングで、自分の親を呼び寄せ、「一緒にお義父さん(妻の親族席)のところに挨拶に行こう」とエスコートしてあげてください。 「こちらが、妻がいつもお世話になっている〇〇叔父さんだよ」とあなたが間に入って紹介することで、親同士の会話がスムーズにスタートします。
お車代・お礼の渡し忘れを防ぐ最終確認
親族関係で最もトラブルになるのが、「お車代(交通費)」や「お礼」の渡し忘れです。 受付を頼んだ友人などへのお礼は新郎自身で渡せますが、遠方から来た親族へのお車代は、多くの場合「親から親戚へ、直接手渡し」してもらうことになります。
式が始まる直前の控室で、必ず親にポチ袋のリストを渡し、「〇〇叔父さんと〇〇さんには、歓談中にお車代を渡しておいてね」と最終リマインドを行ってください。
親族への気配りは、妻の負担を減らすことにも繋がります。 「彼、うちの親戚にもすごく気を遣ってくれて立派ね」と妻の親族から評価されれば、あなたの夫としての株はストップ高です。